「奇跡の一本松根展」見学

現在、倫理研究所 紀尾井清堂(東京都千代田区紀尾井町3-1)に展示されている「奇跡の一本松根展」

これを見にバスを借りて26名で出かけました。

 

東日本大震災から10年。

震災復興のシンボルの一つである「奇跡の一本松」は

徐々に地盤沈下により根が海水で傷み弱ってしまった。

特殊な加工をされて陸前高田市の海岸に立っているが、

その根はひと目に触れず保管されていた。

今回ご縁があり倫理研究所の紀尾井清堂に展示されることになったそうです。

 

紀尾井聖堂は倫理研究所本部の向かい側にあり、建築家の内藤廣氏の設計です。

機能や用途を考えずに建てられた建築物で、「思ったように作ってください。機能はそれに合わせて後から考えますから」と建主の倫理研究所は内藤氏に依頼したらしい。

20年ほど前に建てられた御殿場市にある富士高原研究所も内藤氏も設計だが、よほどの信頼があるのだろうか。

 

 

展示場所は1階にあり、入り口から入るとすぐ大きな木の根があった。ホールの真ん中にドーンと置かれていた。思っていたより大きく迫力がある。周りをぐるっとひとまわり見ることができる。人によっては生命力を感じたらしい。




2階では《「奇跡の一本松」を追って》の映像が流れていた。2階から上は四層吹き抜けになっている。なんとも贅沢な空間です。

 


見学後、深大寺へ移動。お蕎麦屋さんで昼食をいただきました。食後は時間までお寺をお参りしたり、寺町を散策したりお土産を買ったり過ごしました。